岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

自分に言い聞かせたい。弱気エコノミストが株式に弱気になっている理由

弱気派エコノミストが株式市場に弱気になる理由を10あげていました。私も株式の購入タイミングを逸していますので、この記事を噛みしめて自分を慰めることにします。10の理由は以下のような内容です。

1、高い株式バリュエーション
2、低いボラティリティ
3、リスクに対する意識が十分でない投資家が多い
4、EPS成長率の鈍化
5、インフレは持続的ではない(したがって株式の債券に対する優位性はゆらぐ)
6、供給増(記事では石油・ガス)による理由5のサポート
7、ハイパーインフレのような事態にはならない
8、イールドカーブのフラット化(景気鈍化を意味する事が多い)
9、これまでよりも引き締め寄りの金融政策
10、市場は行き過ぎるものだが、行き過ぎも限界

後半になるとインフレ動向や精神論的な内容も含まれていますが、とはいえ高いバリュエーションや投資家のリスクへの警戒感が薄れているのはその通りであるように思います。

株式がダメなら債券になるわけですが、債券も利回りが低すぎます。そこでこの記事ではレバレッジをかけたクローズドエンドファンドに投資することで高い利回りを得ることを勧めています。レバレッジをかけてまで投資する必要があるのか、とは思いますが、この発想を自分の投資に活かすことができないか、考えてみたいと思っています。米国では多くのクローズドエンドファンドが上場していると聞きますが、日本はそうでもないんですよね。

reedonshore.hatenablog.com