岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

10万円給付、世論がバラマキを歓迎しなくなってきた?

18才以下の子供に対する10万円の支給案に対し、今回はそれを歓迎しない声が多いような気がします。所得制限をつけることについてもあっさりと受け入れられましたし、その所得制限についても「制限がゆるすぎるのではないか」という指摘が多く聞かれます。
本日は給付に対する世論調査の結果が記事になっていましたが、その記事では「給付すべきでない」「所得制限を引き下げるべき」という、給付にどちらかと言うと反対な人が全体の半分を超え、6割近くになっていました。

コロナ禍初期の一律給付の時もそうでしたが、これまでは給付を歓迎していた世論が、今回は慎重です。政策に理念がないことが反対意見が多い理由ではないかとする野党の主張が記事になっていましたが、はたしてそれだけでしょうか?単なるバラマキを歓迎しない世論が形成されているのだとすると良いと思っています。その財源は結局税金であり、将来的に国民が負担することになるわけですので…

この世論調査の記事はYahoo!ニュースで読んだのですが、Yahoo!のアンケート機能にこの記事の世論調査以上のサンプル数(さすがYahoo!ですね)のアンケート結果が出ていました。その結果では全国民一律に給付するべきとの回答が66%となっていました。この結果が正しいのだとすると、さらに大規模なバラマキを世論は求めていることになり、残念な結果です。

将来に期待を抱かせる調査結果とこれまで通りのバラマキ歓迎の調査結果、どちらが正しいのでしょうか。興味深く見守りたいです。

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