テスラ社の創業者、イーロン・マスク氏が自身の保有するテスラ株2兆円超相当の売却をツイッター投票にかけ、賛成多数で売却が支持されました。同氏は投票結果がどうなっても結果に従うつもりだったとしており、実際に売却するようです。同氏は世界一の金持ちとされているだけあって、持ち株の10％とのことですが、すごい金額です。
このことを伝える記事の中で、「通常、会社関係者による株式の売却は市場で否定的に受け取られることが多いが、今回の売却ではそうはならないのではないか」というコメントが紹介されていました。たしかにツイッター投票というオープンすぎる意思決定であり、「マスク氏しか知らない悪材料があったのではないか」と疑われることはないでしょう。
また通常の企業だと、創業者が持ち株の売却をツイッター投票にかけるというニュースは悪い意味での驚きになりますが、マスク氏の場合は「あの人なら仕方ない…」で許されてしまいます。
場合によっては「高値売却を狙った話題づくりなのでは」と疑われかねないところですが、すでに世界一のお金持ちとされるマスク氏にはそうした疑いは無用なのでしょう。ともあれなんとも豪快な話です。
