押し目買いの機会を探しつつも株価調整の機会は訪れず、またクレジット債も株式同様に安くならないので現金が積み上がっています。
先週末の下落は待ちに待った下落がようやく訪れたのかと思いましたが、結局株価は反発し、またもや押し目買いの機会を逃してしまったように見えます。コロナショック以降の株価上昇を背景に投資家の押し目買い意欲は強いようですが、買い意欲は引き続き健在のようです。
買い意欲が強いのは私も同様ですが、私は市場が予想するよりも大きな下落が発生した時に買いたいと思っています。一番ありえる(妄想)シナリオは、インフレ懸念を背景にした金利上昇を嫌気し、株価が大幅下落する展開というものになります。コロナショックの時は下落が始まってすぐに我慢しきれずに買ってしまったのですが、次の下落局面では最小でも10-20％くらいの下落が発生したところで買い始めたいところです。
その妄想シナリオとの関連では金利は1.4％までじわりと上昇しています。私が期待しているような株価の大幅下落を起こすには至らない上昇幅ではありますが、多少は大幅下落に近づいているはず…と自分を慰めて、来週の市場を眺めたいと思っています。
なお「高い高いと愚痴っているなら売れば良いではないか？」という意見もあるでしょうが、タイミング判断が苦手な私に売り判断とその後の買いが上手くできるはずもなく…次の大幅下落局面での買い判断が成功できたら、次の大幅下落局面で「売って買って」に挑戦したいと思っています。
