岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

民間主導で始まる行動制限の緩和?

昨日は台風一過の好天ということで外出された人も多かったのではないかと思います。私がジョギング先にしている公園にも多くの人出があり、マスクをしている人が多い他は、すっかり日常が戻ったように感じたくらいです。

外出する人が多かった背景について考えてみました。まず考えついたのが、コロナに対する捉え方には様々なものがありますから、単にコロナをそれほど重視していない人が目立っただけだということです。ただコロナの新規感染者が減っていることから、世間全体の警戒度は確実に低下しているようにも思います。私自身も現在が緊急事態宣言下であったのか、よく分からなくなっていました(ちなみに東京都には緊急事態宣言がかかっています)。

現在の感染状況を改めて確認すると、死者数は明確な減少傾向を示していません(ただしピークを打ったような気もします)が、感染者数は減少しています。また7月から8月にかけて感染者数が急増したわりに死者数が増えていないのは、ワクチンの効果なのでしょう。外出する人が増えている現状は、人々がこうした統計を自分なりに分析した結果なのかもしれません。

日本のコロナ対策は国民の自発的な協力に基づいたものという特徴があります。様々な意見があるのでしょうが、私は自主性を重んじたこうした社会のあり方は素晴らしいと思っています。緊急事態宣言下、民間主導で始まる行動制限の緩和。素晴らしいことではないでしょうか。

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