岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

次のFAANGに投資することを目指すETF。株価上昇率「17万5000%」?!

GAFAFAANGの隆盛ぶりを見て「こうした企業に昔から投資していたらなあ…」と思われる方も多いかと思います。本日、次のFAANGに投資することを銘打ったETFが出たという記事がありましたので、そのETFのホームページを観てみました。

記事では「テクノロジー面での次なるムーンショット」とか、「株式公開から株価が17万5000%上昇する次の企業」など景気の良い言葉が並んでいます。
「ホントにそんなことできるのか?!」と突っ込みたくなるような話で、信じる信じないは投資家次第です(ちなみに私は懐疑的です)。

ともあれこうしたETFがどのような銘柄に投資しているのかを知ることは、今の株式市場の空気感を知る上で良いかと思い、上位組入銘柄を記録しておきます。このETFの9月16日時点の上位組入銘柄は以下の通りです。

Marvell Technology;ファブレス半導体メーカー
MercadoLibre;南米のeコマース会社
HubSpot;クラウド型顧客管理ソフト
Workday;人事管理ソフト
Entergris;半導体製造関連
Kingdee;中国の経営管理ソフト
Adyen;決済プラットフォーム
Media Tek;半導体メーカー
Atlassian;開発者向けソフト
Silergy;ファブレスのICメーカー

なるほど次のFAANGかどうかはさておき、いかにもイマドキな企業が並んでいます。半導体やソフトウェアが多いですね。ポートフォリオ全体のPERは49倍、PBRは7.5倍ということで、そのコンセプトからして当然ですが、超がつくくらいの成長型ポートフォリオになっています。

このようにポートフォリオを眺めることで、個別銘柄に対する土地勘を身につけることができると考えています。今回はイマドキな銘柄を知ることができましたが、逆張り的なポートフォリオを眺めることもそれはそれで勉強になるでしょう。もっとも気を使うべきは資産配分と理解しつつ、こうして個別銘柄を調べるのも面白いもの。ほどほどに楽しんでいきたいと思っています。

reedonshore.hatenablog.com