岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

中国経済に関するメモ①。中国は長期的に衰退するのか?

じっちゃまこと広瀬隆雄さんが中国株式についてツイートされていたのでその大意を記録しておきます。昨今の中国株式市場をめぐり、長期的な視点を提供してくれているように思います。

機関投資家は顧客に対する義務があるため、米国での上場廃止リスクのある中国株ADRには投資しにくい
②西側の企業は中国への人の出入りが難しくなる中、中国への直接投資に内包されるリスクを意識せざるを得ないのではないか
③急拡大した中国の社債市場にはリスクがあるのでは。人民元の為替リスクを機関投資家は十分意識できていたのか
④現在の中国には1980年代の日本と似通った部分があるのでは。不動産を含む資産価格の高騰、ゆとり教育の導入、華美すぎる商品(ルイヴィトンの自転車)の販売
⑤中国政府は格差問題への対処として少数の富裕層から経済的弱者への富の移転を狙っているのではないか。これは中国共産党の初期にも見られた現象
⑥中国は格差問題に先行して取り組んだ日本の後追いをしているのではないか。その結果、中国は日本のようになるのではないか

最近になって中国中央政府が唱え始めた「共同富裕」という考え方は重要な概念であるように思っていましたが、一連のツイートを読むとやはり無視できない動きだなと思いました。

こうした一連のツイッターに対してあるフォロワーが、ブリジストン自転車がセリーヌと組んで1984年に発売した自転車があったことを返信していました。中国が日本のようになるのだとすると、世界経済の牽引役が消えることになるわけで、その影響は甚大です。くわばらくわばら…

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