岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

東京オリンピック観戦記。自転車ロードレース

オリンピック開催ということで自転車ロードレースを観戦しました。といってもインターネットの中継です。ロードレースは日本ではメジャースポーツとは言えないまでもそこそこ人気はあるはずで、テレビ中継をしていそうなものですが、テレビ中継がなかったので、インターネット中継は助かりました。マイナースポーツはインターネットで中継しているようで、ファンにはありがたいですね。

インターネットでの中継ということで、実況や解説はなく、また現地観戦は自粛されていたようなので、静かな中継であり、とても新鮮でした。変に劇的にしない方が良いことってあるものです。

さてレースですが真夏の厳しい時期に山岳コースを230キロ超走るということで、とてもタフなレースになりました。高い強度で6時間超自転車に乗るわけですから、私には想像できない世界です。最終局面でカラパス選手が抜け出し、逃げ切るのですが、逃げ集団のメンツを見るとスプリント勝負では不利なカラパス選手が、登りで抜け出すという作戦勝ちでした。
ポガチャル選手やヴァンアールト選手を擁する逃げ集団、おそらく通常のレースであれば勝利を狙って、ゴールまでの間にカラパス選手を吸収できたと思うのですが、自身が追いかけて消耗し、スプリント勝負で負けることを警戒、そしてメダル確保に目標を切り替えた模様でした。この辺りのいつものレースと違う感覚もとても面白かったです。

炎天下に高い強度のレースを走りきった選手たちに敬意を表し、レース後に軽くジョギングをしました。こちらはせいぜい2-3キロなので、レベル感がまったく違うんですけどね…