岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

6月末の資産管理結果。配当が戻って一安心

先日お伝えした毎月末の資産チェックでは配当の金額も確認しています。債券系ETFの配当は毎月支払われるのですが、株式系ETFの配当は四半期ごとに支払われ、6月は四半期ごとの配当が入金される月になります。

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配当額は資産運用の成否に関して優位でも不利でもなく、あえて言うと配当は税金が取られる分だけ不利。そのことは分かっていますが、仕事をやめた後に資産運用からどのくらいの配当所得が得られるのかはある種の指標になると考えており、毎月のチェックで注目しているポイントになっています。

債券系ETFは具体的にはクレジットリスクの高い債券への投資で、その利回りは低下傾向にあります。これは金利水準が低下していることに加え、こうした債券の発行体は一定の割合で破綻するため、クレジット債ETFから得られる配当は長期的にみても減少傾向であると見込んでいます。一方で株式については配当利回りは不変だとしても(実際には金利水準との関係性はあると思いますが)、長期的に株価が上昇することが見込まれることから、配当は増加するものと見込んでいます。

それほど精緻な分析はしてきませんでしたが、配当は全体的に増加傾向なのかと思ってきましたが、じわじわとですが減少していたため、気になっていました。なお、上記のように配当額は月によって違いが出るため、過去1年の平均をチェックするようにしています。
ただ今月のチェックでは株式からの配当額の増額を主因に配当額が戻る傾向を示しました。これは少し安心できる材料です。昨年6月の配当を比較して、偶然かもしれませんが配当額が増えていました。

考えてみると配当額についてこれまで精緻な分析をしてこなかったのも考えもの。手の空いたところでバックテストをしてみるのも良いなと思いました。