岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

ベゾス夫妻の離婚、格差是正への取り組みへ

以前「ゲイツ夫妻の離婚」と題して、マイクロソフト社の創業者であるビル・ゲイツ氏の離婚について記事を書きました。今回はアマゾン社の創業者であるジェフ・ベゾス氏の離婚についてです。

ベゾス氏についてはゲイツ氏ほどの聖人イメージはなかったのですが、ともあれその離婚についてはかなり話題になりました。その離婚による財産分与で多額の資産を得たベゾス氏の妻(マッケンジー・スコット氏、世界一の女性富豪とのこと)ですが、この度その資産のうち3000億円を寄付することを発表しました。その発表においてスコット氏は少数の人々に富が集中していることに対する問題意識を示したとのことです。

ベゾス氏についてはアマゾン社の経営から退くことを発表して後、宇宙旅行への取り組み等が頻繁に報じられていました。一方でスコット氏についての続報を目にしたのは今回が初めてでした(単に私がこの手の話題に疎いだけかもしれませんが…)。

今回のような意見発信から推測するに、スコット氏は単にお金を使うだけの人物ではなさそうであり、今後も同氏発の社会への提言等が期待できそうです。同氏は600億相当のアマゾン社株式を受け取ったと言われ、その気になればどのような意見発信や取り組みも可能です。今回のような大きすぎる格差是正の取り組みは世界を良くするように思っており、今後の活動に期待したいところです。